このソフトウェアは、以下のライブラリを使用させて頂いています。

  1. libdes
    This product includes software developed by Eric Young (eay@cryptsoft.com)


ちゃんと動作しない機能多数あり。あるがままを受け入れろ。

Unified Tripper, Unified Tripper 2

1. 思想と特徴
2. ターゲットの指定
3. マークと付箋
4. 使用方法
5. ダウンロード
6. 関連ツール
7. 辞書からターゲット生成
8. ベンチマーク
9. 作者への連絡先

1. 思想と特徴

 下手な鉄砲数撃ちゃ当たる方式です。 指定できるターゲットの数が、ra8 で数千個、rl2 で数十万個、そして uni ではメモリの許す限り、と進化を遂げてきています。

 ちなみに、rl2 直系のトリッパーもあります。 l2R : 帰ってきた超大量検索実験プログラム

 「まあ、待て屋。」や「Million_seeker」を使用している人も気軽に試せるように、仕様をパクっています。 パクりきれていませんが。

 12 桁版については、SSE2 を使用しています。 10 桁版については、MMX も SSE2 も使用していません。

 Unified Tripper は Ver.1 になることもなく開発を停止しました。 現在、Unified Tripper 2 として大幅に書き直し中です。

 Unified Tripper はマルチスレッドに対応していません。 Unified Tripper 2 はマルチスレッドに対応しています。

 Simplified Tripper 2 はありません。 めんどくさいので廃止しました。

 Unified Tripper 2 には、64bit 版もあります。 メモリをたくさん積んでいれば、億単位のタゲもいれられます。www

 10 桁トリップ対応版の Unified Tripper 2 は絶賛開発中です。 かみんぐすーん?

2. ターゲットの指定

 「Million_seeker」用の seek.txt は、そのまま読み込めます。 若干の仕様の相違と拡張機能があります。 seek.txt の書きかたについては、レアトリップ配信所@million_seeker の説明がわかりやすいです。

 【Unified Tripper のみ】 「まあ、待て屋。」用の target.txt は、単純なものなら読み込めます。 [] のサポートがダメダメです。 target.txt の書きかたについては、レアトリップ配信所@mty(待て屋。)の説明がわかりやすいです。

 【Unified Tripper のみ】 seek.txt と target.txt の両方を置いておくと、両方とも読み込みます。

2.1. seek.txt への拡張

2.1.1. #include

 seek.txt ファイルに「#inlcude ファイル名」と書くと、指定したファイルからもターゲットを読み込みます。 #include は、行の先頭になければなりません。 ファイル名の後ろには、何も書いてはいけません。

 seek.txt が巨大になりすぎた場合や、手入力したターゲットと辞書などから自動生成したターゲットを分けて管理したい場合などに便利です。

  seek.txt 記述例

  [0] 全数 @Mallnum
  [LOW]
  ^Kiwamono*
  #include cmudict.txt
  #include enamdict.txt
  #include idic.txt
  
2.1.2. 「.」と「/」のワイルドカード

 「.」と「/」を表すワイルドカードとして、「%」と書くことができます。 「Million_seeker」だと、
^Nonotan..*
^Nonotan./*
^Nonotan/.*
^Nonotan//*
と書かなければならないところを、
^Nonotan%%*
と書くことができます。

2.1.3. 数字のワイルドカード

 数字を表すワイルドカードとして、「$」と書くことができます。 特定の数字だけを表すことはできません。
^B$$W$$H$$*
のように書きます。

2.1.4. 特殊検索オプション

 「Million_seeker」で使用できる特殊検索オプションとは、一部互換性がありません。 現在実装している特殊検索オプションは、以下の通りです。 ( [b] は欠番です。)
[0] 全数
[1] 二構
[2] 飛石 【Unified Tripper のみ】
[3] 回文
[4] 山彦
[5] 双連
[6] 長短
[7] 三連
[8] 四連 【Unified Tripper 2 のみ】
[9] 怒数
[a] 増減
[c] 拡飛
[d] 飛連
[e] 八雲
[f] 浪漫

2.1.5. レジューム

 未実装です。

3. マークと付箋

 ターゲットごとに異なるファイルへ出力するなどの柔軟な機能を実現しています。

3.1. マーク

 ターゲットにマークをつけることができます。 ヒット時にトリップとともに表示されます。 「@Mマーク」の形式で書きます。 一行に一個しか指定できません。

 Unified Tripper ログ・マネージャでも使用します。

3.2. 出力先指定

 マークと一緒に「@Oファイル名」の形式で指定します。 同じマークのついたタゲでヒットしたものは、これで指定したファイルへ出力されます。 同じマークに対して、複数の出力先指定はできません。 空白文字は使えません。

3.4. ポップアップ 【Unified Tripper 2 のみ】

 マークと一緒に「@D」の形式で指定します。 同じマークのついたタゲでヒットしたものは、ポップアップウィンドウに表示されます。 出力先指定とポップアップは一緒に指定できます。

3.4. 付箋

 ターゲットに付箋を付けることができます。 ヒット時にトリップとともに表示されます。 「@P付箋」の形式で書きます。 どのスレの依頼分なのか、などのメモに使えます。 空白文字は使えません。

  例 1
  ^O.kid*    @PVIP:2006/04/12:晒し
  ^B80W50H80 @MBWH @Obwh.txt @D
  ^B80W50H81 @MBWH
  ^B80W50H82 @MBWH
  ^B94W61H86 @MBWH @Pマリリン

  ヒットした時に以下のように表示されます。
  O.kids8Hi. : #XXXXXXXX (^5完) (VIP:2006/04/12:晒し)
  B94W61H86. : #XXXXXXXX (^9完) [BWH] (マリリン)

  また、BWH のマークのついたタゲでヒットしたものは bwh.txt に出力され、ポップアップウィンドウにも表示されます。
  

4. 使用方法

 シロウトにはおすすめできません。wwww

5. ダウンロード

 Simplified Tripper は、Unified Tripper からマークと付箋の機能を取り払ったものです。 機能を減らしていますので、メモリの使用量が減ります。 搭載メモリに対してターゲット数が多い場合などに有効です。

 マークと付箋の機能に関しては、Unified Tripper ログ・マネージャで補うこともできます。

Unified Tripper 永遠にαバージョン (2010/02/22 リリース)
10 桁トリップ対応版

Simplified Tripper 永遠にαバージョン (2010/02/22 リリース)
10 桁トリップ対応版


Unified Tripper 永遠にαバージョン (2010/02/22 リリース)
12 桁トリップ対応版

Simplified Tripper 永遠にαバージョン (2010/02/22 リリース)
12 桁トリップ対応版


6. 関連ツール

6.1. Unified Tripper ログ・マネージャ

 まだできていません。

6.2. 単語リスト -> seek.txt 変換

 テキスト・ファイルからターゲットとして使える単語を拾い上げて、seek.txt 形式に変換します。 豊富なオプションにより、いろんな応用ができます。 オプションは、w2s -h で表示することができます。 全部のオプションを説明するのは面倒だから、各自でいろいろ試してみてね。

 プロジェクト・ナニ屋の一部として、ソースコードを公開しています。 自分でいろいろいじってみたいかたはどうぞ。

w2s V1.9 をダウンロード ( 2008/09/04 更新 )
  実行例 1
  dat を食わせて、6 文字以上の単語から 7 文字以上のターゲットを生成

  F:\word2seek>w2s -w 6 1163674859.dat > w2s.txt

  実行例 2
  Yahoo! JAPAN のトップ・ページを食わせてみたり。wwww

  F:\word2seek>w2s -d / -d . "Yahoo! JAPAN.htm" > yahoo.txt
  

6.3. 単語合体

 たんなる単語を追加していくだけでは、ターゲット 1000 万個の壁は遥かに遠いものとなります。 しかし!CopyMaker を使えば、呆れるほどの量のターゲットを作成できます! 単語を二つ (あるいは三つ) 組み合わせるだけのものですが、ターゲット数を水増しwするには最高の効果をあげます。 例えば、苗字を羅列したファイルと名前を羅列したファイルを組み合わせる、などの応用ができます。

 例によって、オプションは cm -h で表示することができます。 全部のオプションを説 (ry

 単純に単語同士をくっつける機能しかありませんので、w2s と組み合わせて使用することになります。

cm V1.5 をダウンロード ( 2009/08/11 更新 )
  実行例 1

  F:\mkseek>cm -d -u sei.txt mei.txt | w2s -f -p seimei > seimei.seek
  

6.4. 鳥屋風キー製造機 リターンズ

 キワモノトリッパーが帰ってきたのに合わせて、例のブツも帰ってきました。 対話型にしましたので、exe をダブルクリックで使用できます。

toriyaR αバージョンをダウンロード

6.5. 単語リスト -> target.txt 変換

 テキスト・ファイルからターゲットとして使える単語を拾い上げて、target.txt 形式に変換します。 ん?デジャヴかな? というわけで、上のほうにあるやつの target.txt 版です。 以下略。

 プロジェクト・ナニ屋の一部として、ソースコードを公開しています。 自分でいろいろいじってみたいかたはどうぞ。

w2t V1.8 をダウンロード ( 2008/09/04 更新 )

7. 辞書からターゲット生成

8. ベンチマーク

 ターゲットを ^Nonotan だけにした時の速度。 特殊検索は全部オフ。 単位は ktrips/s 。

12 桁トリップ対応 Unified Tripper 2010/02/22 版
CPUOSオプション無し-C0 -z1-C1 -z1
Core 2 Duo E6400 2.13GHzWindows XP SP3210220972396
Atom N270 1.60GHzWindows XP SP3858883986

10 桁トリップ対応 Unified Tripper 2010/02/22 版
CPUOSオプション無し-z1
Core 2 Duo E6400 2.13GHzWindows XP SP3176178
Atom N270 1.60GHzWindows XP SP365.464.3

9. 作者への連絡先

 
ra8掲示板に、Unified Tripper のスレッドがあります。

 メールの場合は、ra8@s31.xrea.com へどうぞ。

以上